2002年07月01日

感動をありがとう!2

 前話に引き続き、友人、"さる君" がらみの感動した話。

 社会に出て働くようになってから、
 "さる君"の働く姿を見る機会が他にもあって、
 その姿にちょっと感動!なんてことがありました。

 数年前の話です。
 "さる君"から電話がかかってきました。

 「"ぬ"っち近くで、監督することになったから遊びに来いよ!」
  注)監督といっても、少年野球やサッカー少年団の監督ではありません。

 沼津の香貫地区に建設する3階建てビルの現場監督を
 "さる君"が務めることになったそうで、
 私にその雄姿(?)を見せたかったのかもしれません。
 なにせ、
 その前に見せてもらった彼の働く姿といえば、
 ボルトを折ってる姿だし・・・
 でも、この電話をもらった時点でちょっと感動!
 高校時代あんなだった(どんな?)"さる君"が、
 現場監督なんて務めるようになってたんだねーーっ! って・・・

 昼休み、
 彼が仕切っている建築現場に行きました。
 現場事務所を覗くと、だ〜れも居ない。(皆さん食事にお出かけ?)
 建設途中のビルの周りを探してみる。
 他には誰の姿も見えないのに、一人黙々と作業している "さる君"を発見!
 (ぬ)「監督さん自ら作業?」
 と声をかけました。
 (さる君)「ちょっと気になるところがあったからなー」
 (さる君)「職人の前で直す訳にはいかないさっ」
 (さる君)「職人に言って直させればいいんだろうけど、いろいろあるさー」

 おおーーーーっ!!
 そこまで気を遣えるようになったんだねーーーーっ!!
 (昔っからそうだったかも)
 一人作業している彼の姿と、この言葉にホント感動!
 涙をこらえるのが大変でした。(←これはないない・・・)

 既に完成済みのこのビルで、
 "回ってるお寿司" を食べる機会があって、
 「ここで "ぬ"の同級生の"さる君"が、頑張って監督やってたんだぁ〜」
 と想いながらお寿司を味わってくださる方がいらっしゃれば、
 "さる君"の同級生の私としても幸いです。
   ビル完成後、私も一度行ったけど、
   そんなこと想うことなく"回ってる寿司"を食べたのですけどね。

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