2001年12月24日

穴掘り 2

 沼津市の愛鷹山の山中を掘り返すと、
 今でも、土器や銅鐸などが出土するんだそうで、
 太平洋戦争前には、
 愛鷹山の山麓を開墾した時にも、
 ザクザク、土器やら銅鐸が出土したそうです。
 出土というより昔のことだから、
 土器のことなど気にせず、ガッツンガッツン、開墾していたそうですが・・・

 愛鷹山の遺跡や古墳と時代が同じとか違うとか勉強不足で分かりませんが、
 沼津市の藤井原にも遺跡があって(今は住宅や道路の下)、
 その遺跡の発掘が、私が小学生だった頃、盛んに行われていました。

 このページの一つ前のページからも分かるかもしれませんが、
 穴掘り好きの私たち遊び仲間が、
 これを黙って見過ごすはずがありません。(^^)
 藤井原なら家からも近いので、
 休みの日に集合して、みんなで穴掘り作業に向かいました。

 休みの日は正規の発掘作業がお休みだったので、
 誰に気兼ねすることなく穴掘り作業が楽しめましたが、
 深く掘り返してあるところは、当然、立入禁止の規制がされていたので、
 規制されてない掘り返された土を集めて山のように積んである所を掘って
 土器を探しました。
 (もしかしてこの山も、いじったらダメだったのかな?時効、時効。 (^_^; )

 しかし、
 掘り返して積んである土の中に土器などあるわけがない。
 見つかるのは消しゴムくらいの大きさの土器の破片ばかり。
 それでも、
 見つけたその小さな土器の破片に模様が刻まれていることに、
 とて〜も感動しました。
 穴掘り冥利に尽きるってとこでしょうか・・・
 (感動したのは覚えているが、 それが植木鉢の破片なのか土器の破片なのか
  見た目に変わりはありゃしない)

 当時小学生だった私も発掘作業に参加し、(違う違う!)
 藤井原遺跡から出土した土器は、
 沼津御用邸記念公園の敷地内にある歴史民俗資料館で、
 見ることが出来ます。
 もしかしたら、もう展示されてないかも。(ずっと昔行ったときには展示してあった)

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