2000年11月27日

山の水槽

 私が中学生だったとき、
 放課後や掃除の時間抜け出して遊びに行った、学校(三中)の裏山の
 大きな水槽(コンクリート製)は今もあるんだろうか?
 その当時聞いた話によると、
 昔、あの辺り一帯にあった旧海軍の研究所の研究施設に
 水を供給するための水槽だったそうで、
 その様子は「山の上にあるプール」 という感じでした。←見たまま。

 私の記憶だと、
 水槽の大きさは、10m×5mくらい、深さ5m程度ありました。
 雨水などが溜まってなかったので、排水口は詰まることなく開けられ
 たままになっていたようです。

 水槽の底まで人が降りられるように、水槽の壁面にステップが付いていたので、
 一緒に行った連中は水槽の底まで降りていましたが、
 私は一度も水槽の底まで降りたことがありませんでした。
 水槽の底まで降りたとたん、
 排水口から得体の知れない虫がわいてきたり、
 水槽の底まで降りたとたん、
 水槽の縁に銃を構えた兵隊さんが現われでもしたら恐ろしいじゃないですか・・・
 (無い無い。そんなこと)

 今でも三中生は、あの場所まで遊びに行ったりしているのかな?
 赤タイをはいて・・・ (今はこう呼ばないのか?)

 下まで降りる降りないと言えば・・・・・
 沼津御用邸記念公園にあった防空壕。

 私が小学生だったとき、防空壕の入り口を塞いでいたトタンの蓋を
 一緒にいた近所の子、皆で力をあわせて外し、地下に続く階段を
 降りていったことがあったっけ。
 もちろん、
 私はそんな暗くて狭い階段を一緒に降りていく筈ありません。
 階段の一番下まで降りたとたん、
 階段の上に銃を構えた兵隊さんが現われでもしたら恐ろしいじゃないですか・・・

 沼津御用邸記念公園内の西付属邸の前(海側)に、
 この防空壕があった気がするのですが、西付属邸の整備が済んで
 一般公開された後に見に行った時には、防空壕を塞いでいたトタン
 の蓋に気付かなかったなぁ。 とっくに埋められてたのかな?

 暗くて狭いと言えば・・・・・
 牛臥山(うしぶせやま)の中腹にあった洞穴。
  (海側の岩場にある大きな穴じゃなくて、山の北面にある洞穴。)
 ここも、私が小学生だったときに何回か遊びに行きました。
 洞穴の突き当たりまで、10mくらいの長さだったでしょうか。
 ろうそくや懐中電灯を持ち、探検隊を気取って行ったものです。(^^)
 あの洞穴だけは、私もみんなと一緒に一番奥まで入って行きました。
 あんな人影の無い場所で、
 洞穴の入り口に一人残るなんて、それも恐ろしいじゃないですか・・・
 この洞穴も、防空壕として掘られたものなんでしょうか?
 もう随分昔に崩れてしまい洞穴の中に入ることが出来なくなって
 しまったらしいと聞きました。

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